ハードカバーの本を読むときは、たいていブックカバーを使うようにしています。もちろん、文庫のときも使うんですけどね。ハードの本って、装丁がきれいなものも多いから、できるだけ傷をつけたり汚したりせずに読みたいんですよね。でも、持ち歩いているとバッグの中でこすれてしまったり、何かの拍子に傷が付いてしまいがち。そんな心配を解消してくれるというわけです。
ずっと布製のものを使ってきたんですが、最近ちょっと皮のものが欲しいなと思い始めているんです。先日カフェで、とってもいい色味の皮でできたカバーを使っている女性がいました。初老くらいの方で、とても上品な感じのする人だったんです。きっと長年使っているであろうその皮は、とてもいいあめ色になっていて角がとれて丸くやわらかい印象でした。使っている女性もとても優しそうな方だったので、雰囲気が合っていてとても素敵だったんですよね。
私もあんな素敵な年の取り方したい!と思ったので、まずは形から(笑)いろいろお店を見てまわって、今は運命待ちの状態です。できるだけシンプルで、長持ちしそうなものを選びたいなと思いつつ、もしものときのためにアフターケアも万全なお店でと思うと、やっぱり革製品の専門店がいいのかなあ。今度そういうお店ものぞいてみようと思います。

うっかりミスが多くていやになります。友達との予定をうっかり日付を間違えて覚えるなんていうことはしょっちゅうで、たいていの友達は私の性質を知っているので数日前に確認の連絡をくれるので事なきを得ていますが、仕事関係の予定だったりすると自分で何度も確認しなくてはいけないので大変です。
手帳に予定を書けばいいと思うかもしれませんが、もちろんやっています。でも、間違えて書いてしまうんです。たとえば、8日の土曜にと言われたとしましょう。そうすると、口では「8日の土曜ですね」と言いながら、9日の日曜日の欄に書いていたりするんです…このうっかり具合はどうしたものでしょうか。困ったものです。
約束を取り付ける相手が目の前に居るときは、手帳の指定の日付を指差して「この日ですね!」って確認するようにしているんですが、電話とかで約束すると不安で不安で仕方ないです。
友達にその話をしたら、ビジネスマナーの本を貸してくれました。なぜ?と思ったんですが、電話対応のページを見て納得。二重確認は必ず別の言い方をすれば良いらしいです。たとえば、8日土曜日だったら、「来週の土曜ですね」とか、「○月第2土曜ですね」と言ったように。なるほど、これなら相手が私の手帳を見れなくても上手に確認ができそう!さっそく実践してみたいと思います。

買い物ついでに本屋さんへ寄ったら、好きな作家さんの新作が出ていました。こまめにチェックし始めるとお財布に余裕が無くても本を買ってしまうので、余裕があるときにだけこうして本屋に寄るようにしているんです。
うきうき気分でレジへ行ってみると、レジ横にミュシャの作品をポストカードにした作品集がありました。他にも、モネやドガなどもありましたが、私は大のミュシャファン。数ページぱらぱらめくって、ある作品が載っていることを確認して即購入しました(笑)その作品というのが、ヒヤシンス姫というもの。バレエの劇のために描かれたポスターなのだそうですが、その物憂げな瞳や芯の強さを物語るような結ばれた唇になんともいえない魅力を感じるんですよね。
イラストももちろん好きですが、彼の人生そのものにも惹かれるものがあります。今でこそ当たり前になっているデザインの常識は、彼が作ったものも多かったそうです。生涯を描いた本も読みましたが、決して成功ばかりの人生ではなかったようなんですよね。彼がどんなものを見て、何を感じたのか。描き続ける原動力はなんだったのか。彼の心の中に光る貪欲さが、きっと彼の描く女性たちに現れて強さを演出しているのかな、とも思います。いつか、故郷を訪ねてみたいなあ。

私はエスニック料理が大好きでよく食べます。家で作ることもありますが、たくさんのスパイスや珍しい食材はなかなかスーパーでは手に入りにくいので、タイ料理屋さんやエスニック料理屋さんへ食べに行きます。
実は元々、パクチーやココナッツミルクなどエスニック料理の代表的な食材は苦手でした。すすんで食べることもなかったし、お皿の横に避けてしまうほどでした。それが今では好んで食べるし、大好きになりました。それは、あるときテレビを見ていると、エスニック料理屋さんでレポーターのタレントさんが美味しそうにパクチーをむしゃむしゃと食べていました。『パクチーは癖があるから癖になってしまう』と言っていたのです。それからなんだか無性に私もパクチーが食べたくなり、パクチーを買って食べてみると、美味しい!と初めて感じたのです。そのタレントさんの言う通り『癖があるから癖になってしまった』のです。それからアジア料理全般が大好きになり、今では週に一度のペースで通うようになりました。
元々苦手なものを大好きになるというケースは初めての経験だったのでなんだか不思議な感覚ですが、食べられるようになって好きになれて、こんなに美味しいものに気づけて本当によかったです。

私は植物が大好きなので部屋にいくつもの植物が並んでいます。小さいプランターに小さな緑もあれば大きな鉢植えには観葉植物もあり、ただでさえ狭い私の部屋は緑に囲まれてますます狭くなっています。だけどその緑たちのおかげで空気はきれいになり、色鮮やかな部屋になります。毎日のお手入れも幸せな時間です。お水をあげて、葉っぱを拭いて、植物の世話をすると自分の心も整理されるので毎朝かかさずに手入れをします。
以前、何かの本で読んだことがあります。植物は愛情を持って手入れをしたり、たまに話しかけてあげると大きくきれいに成長してくれると。毎日少しずつ成長して行く緑を見ているとなんだか生命力を感じてとても嬉しくなります。私は毎朝お水をあげる度に話しかけ、優しく愛情をもってお水をあげるようにしています。そうすると次の日に大きくなった気がして反応があるような気がして嬉しくなります。
私の植物コレクションはこれからも増えて行く予定なので、いつか植物園のようになってしまいそうです。どれだけ植物が増えて行っても変わらずに毎朝すべてに愛情をもってお手入れをしていくつもりです。たくさんの緑は私の日々を彩ってくれるとても大切な存在です。

お仕事小説、あるいはマンガというジャンルがあります。さまざまな職業の日常や裏話を描くもので、ドラマ化している作品も多くありますよね。そんなジャンルの中で、小説家の日常を描いた小説や、マンガ家の仕事にスポットを当てたマンガなどに私はとても興味をひかれます。描いている本人の日常が反映されているかもしれませんに、何よりも本隙はどこかで作家という職業に憧れているところがあるのではないでしょうか。
作家といえども、お仕事なのでプロ意識や大変なことも多いでしょう。面白おかしく描かれていても、真剣に取り組んでいなければ作品は世の中に出ません。それでも、夜中まで作業をしているとか、一般人とは全く違うときに休暇を取る様子などはフィクションだとしても憧れます。編集者や読者とのやりとりの様子などは裏話ですし、その作者によって描き方や捉え方が違っていて、何度か別の作品で見ていてもワクワクします。
それに、自分の仕事のことを描いているためか、作品の中の作家はイキイキしているように思えるんですよね。後日談などがあれば、やっぱりそれなりに思い入れがあったようで作者からひとこと書かれていることもあります。
憧れの作家の生活を、作品を通してのぞき見するようで、このジャンルは私のとても大好きなものの一つなのです。

本の最後に、あとがきが書かれているととても楽しみにしています。本屋さんで手に取ったとき、ついあとがきがあるかどうかを探してしまうのです。しかし、私が大好きなミステリーの場合には、単に作者の近況だけでなく、本編のトリックに言及している場合があるので、先に読むことをはばかられてしまいます。親切にも、「このあとは本編をお読みになってから」と注意書きをしている作家もありますが、うっかり読んでしまっては大変です。そのため、とりあえずあとがきがあるかどうかを確認するにとどまるのです。
小説家で、あまりエッセイなどを書かない作家の場合、あとがきから垣間見える日常はとても貴重なものになります。どんな状況で本作品を執筆したのか…。たとえ、そのあとがきの内容が本編とあまり関係なくても楽しく読めてしまうのですから、不思議です。これが、ファン心理というものなのでしょうか。
また、あとがきはハードカバーよりも文庫版になった時の方がおまけとして書かれている場合が多いように思います。あとがきを読むためにも、大好きな作品はハードカバーと文庫本、どちらもチェックしないといけませんね。たまに、ハードカバーであとがきを書いても「文庫版あとがき」としてさらに追加してくれる作家もいるのですから!

現代の図書館は、ホームページにログインすることでも本の取り寄せや取り置きをお願いできるのが大変便利ですね。ログイン後、蔵書検索システム『OPAC』で希望の本を探し、別の図書館からの取り寄せや、まだ借りられていない本の取り置きが可能なようなら、必要事項を記入して送信するなり、画面上のボタンをクリックするなり――本当に簡単な操作をするだけです。期日までに受け取りに行かなくてはいけませんが、図書館に行く時間が限られている場合には、とてもありがたいシステムです。
申しこんだ後、図書館のホームページ上で状態を確認できるのも便利ですね。私がよく利用している図書館で取り寄せをお願いした場合、申しこんだ翌日には『移動中』となり、うまくするとその当日中に『受取可』となります。そして図書館からメールが届きます。本が届きましたので、受け取りに来てくださいと。直接電話で知らせてくれるように申しこむと、そのようにしてくれます。あとは時間があるときに図書館に寄って、貸し出し手続きを済ませるだけです。
この手軽さ、気軽さは本当にありがたいものです。そしてこんなすてきなサービスを提供してくれている図書館の職員さんには、頭が下がる思いです。必要以上の迷惑はかけないように、活用させていただきたいと思っています。

定期的に図書館に行っていますと、名前は知らないけれどなんとなく見覚えがある、という人に出くわすことが多くなってきますね。特に好きなジャンルの本が収められている本棚周辺で出会う人には親近感が湧きますし、向こうも私の顔を覚えていてくれた場合、軽く挨拶をしたりする間柄になれることがあります。相性がいいと、お友だちになれる場合もありますね。そんな人たちと話をしていると、生まれも育ちも年齢も、人生経験もまるで違うことにしばしば驚かされます。図書館で出会わなければ、こうして話をすることもなかったんだろうな、と。本が結んでくれた縁というわけですね。
趣味が一致すると、自然とその話題で盛り上がることが多くなりますね。どんな本が好きか、とか。どんな本がおすすめか、とか。好きな本が合致すると、この上なく盛り上がりますね。まさに奇跡です。それまで何の縁もゆかりもなかった人間同士が出会い、その人生の中にはどういうわけか共通の本が織り込まれていて、しかもお互いその本が好きで――時間的なタイミングもぴったり合ったために、こうして話せた、ということになりますから。
好きなものを同じくできるというのはとても楽しいことですね。図書館の利用者は全国にたくさんおりますから、他にもたくさんのすばらしい奇跡が起こっていることでしょう。

タイトルがネタバレになっている作品って、案外多いですよね。私が大好きなとある作家さんは、すべての作品を日本語と英語でタイトルをつけているんですが、いくつかの作品は英語のほうのタイトルがネタバレになっているんですよ。そのうちの一つは、初見では「ああ、作家さん、鉄道好きだもんね」という程度の感想しかなかったんですが、読み終わってみると日本語タイトルと英語タイトルの意味のリンク、作品の内容とのリンク、複数の点で納得させられてしまったのです。こういうトリックめいたことが好きな人なので、「しめしめ」って思ってるんだろうなあと思いながらも、しっかりひっかかって思う壺の良い読者です(笑)読み終わったときには思わず「やられたぁ~!」と叫んだほどですし、その後タイトルを見てまた「そういうことかあ~!!!」と叫んでしまいました(笑)大好きな作家さんなので、新刊が出るたびにすぐに買って、今度こそは引っかからないぞ!と思うんですが、まんまと毎回だまされてしまうんですよね。最近は、どういう引っ掛け方をされたかをメモに残して傾向と対策を立ててます。同じくファンの友達に話したら、気合はいりすぎって笑われてしまいましたが、これで次こそは!と燃えています。

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